目 的

以前、私がマニラのタタイと呼んでいた日本人の方ですが、フィリピンに20数年住み、奥さんの田舎に水を引かせたり、また、日本サイドでは国際結婚をした夫婦のよろず相談などをしてみえました。
ちょっとしたきっかけで知合うようになり、いろいろ多くの事を学ばせて頂いた方の1人です。
その方の口癖は
「日本人同士どこかで助け合わなければいけない。他所様の国に住まわせて貰っているのだから日本人同士いがみ合うなんて馬鹿げているし、騙すなんてもっての外。そして、住まわせてもらっていフィリピン人を蔑むなんて、ここに住む意味は無い、帰るべきである。」
数年前に亡くなってしまったのですが、今でもなおその言葉が強く耳に残っています。
亡くなる前に、数人の日本人のコミュニティがありました、その方はそのお目付け役立ったのです。亡くなってしまうと同時に、現地の警察などと手を組み他の日本人を罠に掛けた輩もいました。
たった数人のコミュニティでさえ、お金の為に成り下がってしまう人間も出てくるのです。
実際、私は罠に掛けられた側の人間でした。
裁判で不起訴処分になるまでに、かなりの時間とお金、労力を費やす羽目になりました。
その事件とマニラのタタイの口癖がきっかけとなり、被害者を少なくしたい、助けたいと強く思うようになったのです。
その事件のお陰で、多くの事を学び、そして人脈もできました。
みなフィリピンという国が好きで、訪れ、あるいは住みついたのですから、お互い助け合いましょう!と声を大にして申し上げたいです。
そして、フィリピン国内で困っている人達を助け合いませんか?